マネジメントとリーダシップは別物なのでしょうか？
私は、そうは思いませんが、世の中では、「別物」としている会社や考えもあるようです。。
マネジメントとは何か？、今はスマホで検索すれば、すぐにAIが答えてくれます。
AIの答えが正しいかは十分に考える必要がありますが、今のところ、そんなに大きくずれていないようです。
「マネジメント」を検索すると、ＡＩは、目的、目標を明確にして（目的と目標は明らかに意味が異なりますので）、ヒト、モノ、カネを効率的に活用し・・・と答えてくれます。
「リーダーシップ」を検索すると、ＡＩは、組織の目標達成のためにメンバーを導き・・・と答えてくれます。
一方、リーダーシップ理論には様々な概念があり、ＰＭ理論やＳＬ理論、・・、三隅二不二、フィドラー、ドラッカー、・・など、研究対象としては、とても奥の深い領域ですし、様々な状況において、最適なリーダシップは異なるとされています。
でも、マネジメントもリーダーシップも、その目的は「目標達成のため」です。マネジメントオブザベーション（ＭＯ）の世界では、仮説・検証・仮設・検証・・・というＰＤＣＡサイクルを廻していくことで、期待事項にＰＤＣＡを廻していく建付け、成果を上げていく建付け（コンセプト）ですので、その観点からは、「リーダーシップ」は、マネジメントにＰＤＣＡを廻していくためのエンジンに相当するものと言えます。
そう考えると、リーダーシップは、（１）短中長期の目標を設定し（子や孫に残したい未来を想像し）、（２）成功の決め手をもって（マネジメントツールを使って）、（３）チーム力を最大限に活用し（強みを明確に、コミュニケーションを図り）、チームの成果を最大化していくものと整理できます。
ですので、マネジメントオブザベーションの世界においては、マネジメントとリーダシップを全く違う領域（もの）として考える必要は全くありません。企業が置かれている状況は異なりますので、最適なリーダーシップの型が違うということはあるかもしれませんが、日常のマネジメントのＰＤＣＡを廻していく限りにおいて、日々のマネジメントの中に存在するもの（ＰＤＣＡを廻していくためのエンジン）と考えるのが良いと思います。
では、本日もご安全に！