Xcode15.0.1バージョンアップ時のCommand PhaseScriptExecution faild with a nonzero exit codeエラーの解決経過について

macOS Sonoma 14.1.1、Xcode15.0.1にバージョンアップし、Achiveしようとしたところ、題記エラーに翻弄されましたので、同じ悩みを持つ方の参考になればと思い、対処経過を記録に残しておきます。

シミュレーターのProductは実行できるのにAchiveが実行できない事象でしたが、念のため、iOS-Docs様他の記事を参考にPodfileでarm64を除外してみましたが、解消できませんでした。
シミュレーターでエラーが出る場合、これで解消される場合も多々あるようです。

さらに悩み続け、徹夜2日目、やっとたどり着いたZenn様の記事を参考に、source=”$(readlink “${source}”)”をXcodeで検索をかけて、その部分を source=”$(readlimk -f”${source}”)”に入れ替えたところ、解消できました。

iOS-Docsさま、Zennさまはじめ、解決方法を公開して下さっている皆様、誠にありがとうございます!

なお、Achive後、App Store Connectへdistrivuteする際には、念のためcustomを使用しました。

(おまけ)
そして、App Store ConnectからAppleの審査に提出しようとしたところ、最後の最後に「β版では提出できない」旨のエラーが発生しました。

わー、、、、!
放心状態、、、
あれ、β版だったっけ?
OSをダウングレードして、Xcode14に落とすか、、、
いや、もう一度Xcode15.0.1をインストールしてみよう、、、
とか、、脳みそが沸騰しました。。

Xcodeは、β版では審査に提出できませんのでご注意ください。

とは言え、冷静に考えると、私は確かに15.0.1を使っていましたので、???となりまして、最後の最後の手段で、Apple Developer Program Supportに問い合わせをさせて頂いたところ、App Store Connect側のエラーとのことで、待つこと4日。無事に審査に提出でき、本日、App Storeから 新バージョンのAI CAMERA ZERONIZER(1.1.2)を公開できました。Appleのエンジニアの皆様、早急にご対応頂き、誠にありがとうございました。

(1.1.2)の改良点としては、AIにより多くの画像を学習させ、さらに保護メガネ等も学習させました。
が、AIの機械学習を深めたのに、横断歩道や足場の認識精度が下がっているのは、なーぜ、なーぜ?
保護メガネを電源ケーブルと見間違えるのは、なーぜ、なーぜ?
昼と夜で答えが変わるのは、なーぜ、なーぜ?

うーん、、ZERONOZER(AI)君って、偏屈な昼型人間?だなあ、、。
App Storeに有料アプリとして公開するには、もうしばらく、機械学習が必要な感じです。。

さて、話を元に戻すと、今回の悪戦苦闘で分かったことは、OSのバージョンアップ後は、OS側のバグに悩まされることもあるんだ、、ということでした。

iPhoneアプリ開発者の皆様の記事、いつも大変参考になっています。誠にありがとうございます。
今後とも、どうぞよろしくお願い致します。

私が経験した悪戦苦闘が、少しでも皆様の参考になれば幸いです。

ご安全に。